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Apache > HTTP サーバ > ドキュメンテーション > バージョン 2.2

Please note

This document refers to a legacy release (2.2) of Apache httpd. The active release (2.4) is documented here. If you have not already upgraded, please follow this link for more information.

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カスタムエラーレスポンス

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この日本語訳はすでに古くなっている 可能性があります。 最近更新された内容を見るには英語版をご覧下さい。

ウェブマスターが何らかのエラーや問題に対する Apache の反応を設定できるようにする追加機能を提供します。

サーバがエラーや問題を発見した場合の反応を、 カスタマイズして定義することができます。

スクリプトの実行が失敗して "500 Server Error" を発生させたとします。この場合の反応を、より好ましいテキストや、別の URL (内部及び外部) へのリダイレクションに置き換えることができます。

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動作

古い動作

NCSA httpd 1.3 は、古くて退屈なエラー/問題メッセージを 返していました。それはしばしばユーザには無意味であり、 またそれを発生させた原因を記録する方法も提供していませんでした。

新しい動作

  1. NCSA のハードコードされたメッセージの代わりに 他のテキストを表示
  2. ローカルの URL にリダイレクト
  3. 外部の URL にリダイレクト

するようにサーバを設定できます。

別の URL にリダイレクトすることは役に立ちますが、 それは説明をしたり、より明確に誤り/問題を記録したりするために 何か情報を伝えられるときに限ります。

これを実現するために、 Apache は新しく CGI のような環境変数を 定義します:

REDIRECT_HTTP_ACCEPT=*/*, image/gif, image/x-xbitmap, image/jpeg
REDIRECT_HTTP_USER_AGENT=Mozilla/1.1b2 (X11; I; HP-UX A.09.05 9000/712)
REDIRECT_PATH=.:/bin:/usr/local/bin:/etc
REDIRECT_QUERY_STRING=
REDIRECT_REMOTE_ADDR=121.345.78.123
REDIRECT_REMOTE_HOST=ooh.ahhh.com
REDIRECT_SERVER_NAME=crash.bang.edu
REDIRECT_SERVER_PORT=80
REDIRECT_SERVER_SOFTWARE=Apache/0.8.15
REDIRECT_URL=/cgi-bin/buggy.pl

頭に付く REDIRECT_ に注目してください。

少なくとも REDIRECT_URLREDIRECT_QUERY_STRING は新しい URL (CGI スクリプトか CGI インクルードであると仮定されます) に渡されます。 他の変数は、エラーや問題が起きる前に存在した場合にだけ存在します。 もしあなたの設定した ErrorDocument外部リダイレクト (すなわちhttp: のような体系名から始まるすべてのもの。たとえ同じホストを指していても) ならば、これらはまったく設定されません。

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設定

AllowOverride が適切に設定されていれば、 .htaccess ファイルで ErrorDocument を使用することができます。

ここに、いくつかの例を挙げます。

ErrorDocument 500 /cgi-bin/crash-recover
ErrorDocument 500 "Sorry, our script crashed. Oh dear"
ErrorDocument 500 http://xxx/
ErrorDocument 404 /Lame_excuses/not_found.html
ErrorDocument 401 /Subscription/how_to_subscribe.html

構文

ErrorDocument <3-digit-code> <action>

action (動作) は、

  1. 表示されるべきテキスト。テキストには引用符 (") をつけます。 引用符の後に続くものが何でも表示されます。 注意 : (") は表示されません
  2. リダイレクト先の外部 URL
  3. リダイレクト先のローカル URL
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カスタムエラーレスポンスとリダイレクト

スクリプト/SSI に追加の環境変数が利用可能になるように、 リダイレクトされた URL に対する Apache の動作が変更されました。

古い動作

リダイレクトされたスクリプトは標準の CGI 環境変数を利用可能でした。しかし、どこからリダイレクト されたかの情報は提供されていませんでした。

新しい動作

リダイレクトされた先のスクリプトが使用可能なように、 新しいたくさんの環境変数が初期化されます。新しい変数は、それぞれ REDIRECT_ で始まります。 REDIRECT_ で始まる環境変数はリダイレクトされる前に存在していた CGI 環境変数の頭に REDIRECT_ を付けて作成されます。 すなわちHTTP_USER_AGENTREDIRECT_HTTP_USER_AGENT になります。 これらの新しい変数に加えて、Apache は、 スクリプトがリダイレクト元のトレースを助けるために REDIRECT_URLREDIRECT_STATUS を定義します。アクセスログには元の URL とリダイレクトされた URL の両方が記録されます。

ErrorDocument が CGI スクリプトへのローカルリダイレクトを 指定している場合は、それを起動することになったエラーの状態を クライアントまで確実に伝えるために "Status:" ヘッダを含むべきです。例えば、ErrorDocument 用の Perl スクリプトは以下のようなものを含むかもしれません。

...
print "Content-type: text/html\n";
printf "Status: %s Condition Intercepted\n", $ENV{"REDIRECT_STATUS"};
...

スクリプトが 404 Not Found のような 特定のエラーコンディションを扱うためだけに使われる場合は、 代わりに特定のコードとエラーテキストを使用することができます。

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